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バリ島の観光税・ビザ・到着カードの違い(2026年版)

2026年にバリ島へ入るとき支払う・申請するのは3つ。ビザ、観光税、到着カード。それぞれの金額・運営元・手続き場所を整理して混同を解消します。

Vistumo Team2026年6月11日1 min read
This article is informational only and does not constitute legal or tax advice. Tourist-tax rules can change, so check the current requirements before you travel.

3つの別々の制度、別々の窓口

2026年にバリ島へ向かう旅行者が、いちばんつまずきやすいのがここです。「入国の手続きはもう済ませた」と思っていても、実は3つあるうちの1つしか終わっていない、というケースがとても多いのです。ビザ、観光税、到着カード。この3つは運営する役所が違い、金額も違い、手続きする場所も違います。3つともきちんと片づけておけば現地ではスムーズに進みますが、1つでも抜けていると、現地でその場で対応することになります。

まずは全体を一枚の表で確認しておきましょう。

アライバルビザ/e-VOAバリ島観光税インドネシア到着カード
内容インドネシアへの入国許可バリ州の観光目的の徴収金税関・健康に関する申告
金額約5,300円(IDR 500,000)※為替で変動約1,400円(IDR 150,000)/1人 ※為替で変動無料
運営元国の入国管理バリ州政府国の税関
手続き場所e-VOAオンライン、または空港lovebali.baliprov.go.id、または代行サービスオンラインフォーム
頻度入国ごと(30日、1回延長可)バリ滞在につき1回到着ごと、出発前3日以内
義務化従来から2024年2月14日2025年10月1日

この3つさえそろえておけば、ほとんどの旅行者に必要なものはカバーできます。ここから1つずつ中身を見ていきましょう。

ビザ(またはe-VOA)

これがいわゆる「インドネシアへ入国する許可」そのものです。国の入国管理が発行します。日本のパスポートを含め、オーストラリア、インド、イギリス、アメリカ、ヨーロッパの大半、アジアの多くの国は**アライバルビザ(Visa on Arrival)**の対象です。料金は約5,300円(IDR 500,000、為替で変動)で、有効期間は30日。さらに30日の延長を1回だけ申請できます。

買い方は2通りです。出発の数日前にe-VOAをオンラインで取得しておく方法(行列を避けられるのでおすすめです)と、到着した空港で支払う方法。短期滞在ならビザ不要という国もごく一部あるので、「たぶん大丈夫」と思い込まず、ご自分のパスポートで条件を確認しておくと安心です。

3つの中でいちばん高く、ルールもいちばん細かいので、まずはここから片づけておくのが定石です。

バリ島観光税

これが、いちばん見落とされやすい項目です。理由はシンプルで、ビザではないし、入国管理が扱うものでもないからです。これはバリ州政府による州レベルの徴収金で、1人あたりIDR 150,000(約1,400円、為替で変動)。2024年2月に導入され、島全体の環境保全と文化の維持に充てられます。法的根拠は2023年バリ州条例(Perda)第6号(2025年改正)で、2024年2月14日に施行されました。

ビザとここが決定的に違う、というポイントを挙げておきます。

  • 子ども・赤ちゃんを含め、全員分かかります。年齢による免除はありません。
  • バリ滞在につき1回きりの支払いで、1日ごとの料金ではありません。
  • ビザとは完全に別の窓口で徴収されます。だからこそ、e-VOAを払っても観光税はカバーされないのです。
  • 支払うと証明としてQRコードがメールで届きます。主要な観光地で係員に提示を求められることがあります。

公式サイトはlovebali.baliprov.go.idです。政府の正規ドメインである.go.idはここだけだと覚えておいてください。支払いはVisa・Mastercard・American Express・JCB・QRIS・銀行振込に対応しています。

「ビザを払ったから観光税も済んでいるはず」というのは、現地でいちばん多い思い込みです。e-VOAは国の入国管理、観光税はバリ州政府が扱います。支払い先が別々なので、片方を払ってももう片方は残ったままです。

なお、英語の公式サイトでの入力が面倒、家族の人数分を5回も繰り返したくない、という場合は、日本語でまとめて手続きを済ませてしまう手もあります。Vistumoなら日本語のままお手続きでき、ご家族・グループ全員分をまとめて一度に支払えて、QRコードはメールでお送りします。なお、Vistumoは手続きを代行する民間サービスで、政府機関ではありません。公式窓口はあくまでlovebali.baliprov.go.idです。

インドネシア到着カード

3つの中でいちばん新しく、しかも無料です。ただし、提出を忘れると入国手続きで時間を取られることがあります。2025年10月1日以降、インドネシアへ入国するすべての人が、オンラインの税関・健康申告である**インドネシア到着カード(All Indonesia Arrival Card)**を提出しなければなりません。出発前3日以内に入力し、確認画面を提示するか保存しておきます。

以前の紙の税関申告書に代わるもので、入力はあっという間、料金は無料です。そしてビザとも観光税とも別物で、どちらの代わりにもなりません。

では、ふつうの旅行者は結局いくら払うのか

アライバルビザが必要な大多数の方の場合、2026年にバリ島へ入るときの内訳はこうなります。

  • アライバルビザ/e-VOA: 1人 約5,300円
  • バリ島観光税: 1人 約1,400円
  • 到着カード: 無料

つまり入国にかかるのは1人およそ6,700円、これに無料の申告が加わります。4人家族なら合計でおよそ27,000円。その大半はビザで、観光税はみんなが忘れがちな小さな上乗せ、という位置づけです。(ビザ不要の方でも、観光税と到着カードは必要になります。)

なぜ「出発前に払っておく」のがいちばん楽なのか

正直にお伝えすると、2026年6月現在、観光税を払っていなくても罰金はありませんし、それを理由に入国を断られることもありません。国の入国管理が観光税の支払いを必ずチェックする義務を負っているわけでもありません。

ただ、ここで終わらないのが現実です。バリ州は支払いの確認を強めていて、ウルワツ、タナロット、テガラランの棚田、ブサキ寺院といった主要な観光地や空港で、QRコードの抜き打ち提示が行われています。2025年の支払い率はおよそ35%にとどまっていたため、未払いの人をどう把握するかの仕組みが、今まさに整えられている段階です。

たとえば、せっかく訪れたウルワツ寺院の夕暮れ、絶景を前にしたその瞬間に係員へ呼び止められ、列を外れてスマホで支払い手続きを始めることになります。絶景の前で支払い手続きに気を取られるのは、もったいないものです。空港でも、到着後にIDR 150,000を払う列に並べば、待っているのは長い行列。これらは1人あたりたった約1,400円で、出発前にまるごと避けられます。罰金がどうこうという話ではなく、貴重な旅の時間を雑用に削られないための、安い保険だと考えてください。

しかも2026年は、料金引き上げ(IDR 250,000〜500,000程度)や入国時の所持金チェックといった案も議論されています。いずれもまだ提案段階で施行されていませんが、ルールが少しずつ厳しくなる方向にあるのは確かです。今の金額のうちに、自宅でさっと済ませてしまうのがいちばん賢い方法です。

届いたQRコードは3か所に保管しておきましょう。元のメール、スマホの写真フォルダに撮ったスクリーンショット、そして同行者のスマホへのコピー。バリ島の空港Wi-Fiは不安定なので、電波がなくてもすぐ出せる状態にしておくと安心です。

よくある質問

バリ島の観光税はビザと同じものですか?

いいえ、別物です。ビザ(e-VOA、約5,300円)はインドネシアへの入国許可で、国の入国管理が発行します。バリ島観光税(約1,400円)はバリ州政府が徴収する、まったく別の州レベルの料金です。制度も窓口も別で、まとめて払うことはできません。

バリ島ではビザと観光税の両方を払う必要がありますか?

ご自分の国籍がアライバルビザを必要とする場合は、はい、両方です。VOA/e-VOAと観光税を払い、さらに無料の到着カードを提出します。ビザ不要の国の方はビザは省けますが、観光税と到着カードは必要です。

インドネシア到着カードとは何ですか?

オンラインで提出する税関・健康申告で、2025年10月1日以降、インドネシアへ入国するすべての人に義務づけられています。出発前3日以内に入力します。ビザや観光税の代わりにはなりません。

ビザを払えばバリ島観光税もカバーされますか?

いいえ。運営する役所が違い、支払い窓口も別々です。e-VOAを払っても観光税は払ったことになりません。「払ったつもりだったのに実は未払いだった」という勘違いの最大の原因がこれです。

日本のパスポートの場合、ビザはどうなりますか?

日本のパスポートはアライバルビザ(VOA)の対象です。約5,300円で30日間有効、必要なら1回30日延長できます。出発前にe-VOAをオンラインで取得しておくと、空港の列に並ばずに済みます。これは観光税とは別の手続きなので、両方そろえておきましょう。

2026年にバリ島へ入るのに全部でいくらかかりますか?

アライバルビザが必要な大多数の方で、1人およそ6,700円です。内訳はVOA/e-VOAが約5,300円、観光税が約1,400円、これに無料の到着カードが加わります。ビザ不要の方は観光税の約1,400円のみです。

どれを空港で払い、どれをオンラインで済ませますか?

3つとも出発前にオンラインで完結でき、これがいちばんスムーズです。ビザと観光税は到着時に空港でも払えますが、列を覚悟してください。到着カードはオンラインのみです。

観光税のQRコードのメールが届きません。どうすればいいですか?

携帯キャリアのメールアドレス(@docomo.ne.jp@ezweb.ne.jpau.com@softbank.ne.jp など)は、海外からの送信を迷惑メールとしてはじいてしまうことがよくあります。お申し込みの際はGmailやYahoo!メールのアドレスを使うと、QRコードが確実に届きやすくなります。届かないときは、まず迷惑メールフォルダも確認してみてください。

観光税は子どもや赤ちゃんも払うのですか?

はい。観光税に年齢免除はなく、乳児を含めて全員分が必要です。ご家族でまとめて手続きすると、人数分を別々にやり直す手間が省けます。

観光税は何回も払いますか?

いいえ。観光税はバリ滞在につき1回きりの支払いです。1日ごとや入国ごとにかかるものではありません。ビザは入国ごとですが、観光税は滞在につき一度払えば終わりです。

バリ島観光税の安全な公式サイトはどれですか?

観光税の公式窓口はlovebali.baliprov.go.idだけで、政府の正規ドメイン.go.idを使っています。GoogleやYahoo! JAPANで検索すると、よく似た見た目の非公式サイトが上位に出ることもあるので、ドメインをよく確かめてください。Vistumoのような代行サービスを使う場合も、それが政府ではなく民間の手続き代行であることを理解したうえで選びましょう。

まとめ

ひとつではなく、3つです。ビザはインドネシアへ入る許可、観光税はバリ島独自の観光のための料金、到着カードは無料の申告。この3つを出発前にそろえておけば、現地に着いてから片づける手間はゼロになります。観光税はたった約1,400円。せっかくのバリ滞在を抜き打ちチェックや空港の列で削られないよう、出発前にきちんと払っておきましょう。

バリ島の観光税について全体像をもう一度確認したい方は、バリ島観光税ガイドもあわせてご覧ください。

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